主ながん検診

  • 子宮頸がん検診
  • 子宮体がん検診 など

子宮頸がん検診

子宮頸がんは、子宮の入り口付近にできるがんであり、発がん性のヒトパピローマウイルスに感染することにより発生すると考えられています。
このがんも全世代の女性が発症する可能性がありますが、近年は20~30代で急増している傾向にあります。
そのため、定期的に子宮頸がん検診を受診し、早期発見・早期治療に努めることがとても重要です。

子宮頸がん検診では、まず子宮頸部細胞診を行います。
細いブラシ状の検査器具を使用し、子宮頸部の粘膜を擦って細胞を採取します。
細胞診の際に少し出血することもありますが、痛みを感じることはほとんどありません。
検査自体は数分で終わり、結果は1週間ほどでわかります。
なお、細胞診によって異常な細胞が見つかったときはを行うことがあります。
細胞診により精密検査が必要と判断された場合は、適切な医療機関へご紹介いたします。

HPV検査

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、性交渉によって感染する非常にありふれたウイルスで、多くの女性が一生に一度は感染すると言われています。
感染してもほとんどの場合は自身の免疫の力でウイルスが自然に排除されますが、なかには感染が長期間持続し、子宮頸部の細胞に変化を引き起こすことで、将来的に子宮頸がんへと進行するケースがあります。
HPV検査は、この発がん性HPV(ハイリスク型HPV)に感染しているかどうかを調べる検査です。

HPV検査は、子宮頸部細胞診と同じ方法で細胞を採取して行うため、検査による体への負担が新たに増えることはありません。
採取した検体からHPVの遺伝子を検出し、ハイリスク型HPVへの感染の有無を判定します。
検査結果は1週間から10日程度でわかります。
HPV検査は、細胞診と併用することで、より精度の高い子宮頸がん検診を行うことができます。
細胞診で異常が見つからなくても、ハイリスク型HPVへの感染が確認された場合は、将来的な発症リスクに備えて定期的な経過観察を行うことがあります。
反対に、HPV陰性であれば、次回の検診間隔を延ばすことができる場合もあります。
検査結果や今後の受診間隔については、医師が一人ひとりの状況に応じて丁寧にご説明いたします。

子宮体がん検診

子宮頸がん検診については、女性の方に広く浸透しているようですが、子宮体がん検診については、よくご存じない方も少なくないようです。
しかし、子宮体がんは中高齢の女性に非常に多くみられるがんのひとつであり、早期発見しないと生命に直結することもあるため、軽視してはいけません。
とくに、最近は40歳代で発症する患者さまもよく見受けられますので、40歳以上の女性の方は、定期的に子宮体がん検診を受けるようにしてください。

子宮体がん検診では、問診、内診、経膣超音波検査、子宮内膜細胞診が行われます。
問診では、普段の月経状態やホルモン治療の有無、妊娠・分娩経験の有無などをお聞きします。
内診では、子宮の入り口や周囲が腫れていないか、しこりが見られないかなどの病変を確認します。
経膣超音波で子宮内膜に異常がないか等確認します。
その上で、細い特殊な棒のような医療器具を子宮内部に挿入し、それを回転させるようにして子宮内膜の細胞を採取します。
その際に痛みが出ることもありますが、通常は数時間~数日で解消します。
細胞診により精密検査が必要と判断された場合は、適切な医療機関へご紹介いたします。