子宮頸がんワクチン

予防接種

子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスは、性交渉によって感染すると考えられており、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯に一度は感染するとされています。
多くの場合、感染しても自然に治癒しますが、一部に子宮頸がんを発症してしまうケースがあります。
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は、ヒトパピローマウイルスに対する効果が認められており、具体的には子宮頸がんを予防することができます。
ただし、接種年齢が重要になります。
日本では、小学校6年~高校1年相当の女子を対象に、定期接種が行われています。

なお、日本国内で使用できるワクチンには、防ぐことができるHPVの種類によって、2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)、9価ワクチン(シルガード9)の3種類ありますが、すべて定期接種の対象となっており、推奨年齢ならば公費で受けることができます。

インフルエンザワクチン

ご承知の方も多いと思いますが、インフルエンザという病気は、インフルエンザウイルスに感染することで発症します。
感染経路は飛沫感染、接触感染などであり、1~2日の潜伏期間を経てから38度以上の高熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、全身倦怠感などの症状が現れます。
患者さまによっては、一般的なかぜ症候群と同様の咳や鼻水、鼻づまりなどの症状もみられます。

インフルエンザの予防対策としては、手洗いやうがいの徹底、マスクの着用、部屋の適度な加湿などもありますが、とくに重要となるのが「インフルエンザワクチン」の接種です。
適正な時期にワクチン接種することにより、インフルエンザの発症リスク・重症化リスクを抑えることができます。
なお、使用するワクチンの効果が出るまでは約2週間かかり、その効果は約5ヵ月間持続します。
日本の場合、例年12月~翌3月頃にインフルエンザが流行しますので、遅くとも12月中旬頃までに接種するようお勧めいたします。

風疹ワクチン

風疹の主な症状は、発熱・発疹・リンパ節腫脹などがみられますが、初期症状はただの風邪のような鼻水や咳、口腔内に斑点が現れます。
妊娠初期に風疹にかかり赤ちゃんが感染すると、「先天性風疹症候群」を発症し、心臓や眼や耳に影響を与える恐れがあります。
そのため、妊娠を希望される患者さまには、風疹ワクチン の接種をお勧めしています。
*ワクチン接種後、2ヶ月間は避妊をするようにお願いしています。